農業と太陽光発電を組み合わせた営農型太陽光発電の普及を目指す

代表挨拶

代表理事 古川 正記

理事長就任のご挨拶

一般社団法人営農型太陽光発電普及協議会の今年度の総会が、令和元年6月28日に開催されました。総会で選任され、新しく理事長に就任致しました古川正記でございます。副理事長には、株式会社MGプランの渡邉正和社長が就任されました。また、新規会員としてオーシャン貿易株式会社、親和電機株式会社、ブルーチップファームの馬場憲之氏が加入されました。

協議会の2年間の運営に対しまして、厚いご支援、ご協力を賜り深く御礼申し上げます。

2019年8月29日、愛知県知多市に、株式会社ジェネックス(石川清成社長)が建設された大規模営農型太陽光発電設備(ソーラーシェアリング)が完成いたしました。(ブルーベリーのソーラーシェアリングでは現状日本一の規模です。)ここでは、オーシャン貿易株式会社のバッグカルチャーシステムが採用され、約1,500鉢のブルーベリーの溶液栽培を致します。潅水と液肥は液肥コントローラーにより季節及び生育状況に合わせて自動的に行われ、営農の労力を最大限に減少させた、省エネ農業です。ブルーベリーの苗木は約2年後に成木となり、収穫出来ます。この方式のブルーベリーは、一度植え付けて正しい育成管理をすれば、約20年間植替えしなくても収穫が出来ます。オーシャン貿易が全国約300箇所の農園を18年に亘る期間、指導、育成された経験を我々にも共有させて頂きます。ブルーベリーの収穫による収入は、稲作の10倍以上を目指しています。

2019年5月には豊田市東郷町樋口(旧小原村)に一般社団法人三宅未来研究所の三宅丈夫氏のバッグカルチャー方式によるソーラーシェアリングの農場が完成しています。近隣は四季桜、小原和紙など観光のスポットです。

令和元年の協議会の計画では、今年度から来年度にかけて11箇所のソーラーシェアリング農場の建設に着手する予定です。皆様の幅広いご知見を共有させて頂き、営農型太陽光発電の普及に取り組んでまいります。

今後とも当協議会に対し、深いご理解とご支援を賜ります様よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人営農型太陽光発電普及協議会

理事長  古川正記

 

お気軽にお問い合わせください TEL 0533-78-2400

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