豊田市東郷町は愛知県の北部に位置し、すぐ隣は岐阜県瑞浪市という山に囲まれた地域です。小原村という旧名で知られ、四季桜、小原和紙などで有名です。この地域で営農型太陽光発電の計画が進んでいます。自然豊かなこの地域には、山間を切り開いて開墾した水田や畑がありますがやはり、年々営農する人が減ってきています。遊休農地や耕作放棄地が目に付くようになりました。そんな東郷町で今、80kWの営農型太陽光発電を設置する計画が進んでいます。先月豊田市の農業委員会を訪問しました。すると何と今回の東郷町で計画中のシステムが豊田市での営農型太陽光発電第1号ということでした。農業委員会も手続きが初めてなので農水省の資料を勉強中のようでした。現在は銀行融資の相談中ですが融資の決定の後、農業委員会への一時転用の申請、許可が出たら工事開始という流れになります。

太陽光発電の下部作物はブルーベリーを予定しています。苗を入れて成木になるまでに2年くらい掛かり、3年目からはブルーベリーの収穫を見込んでいます。